• 0120-91-0303
  • facebook QR Code

ロボットクリーナー

 

毎日の家事をサポートしてくれる家電製品は沢山販売されていますが、その中の一つとしてロボットクリーナーがあります。

今日はロボットクリーナーのお話させて頂きます。

 

普段暮らしている部屋の床を、自動でキレイに掃除してくれる便利な家電“ロボット掃除機”。日本国内でもその人気は高く、完全に普及段階に入ったと言えるでしょう。最近は高機能化も進み、水拭きができたり、スマートスピーカーから音声操作できる製品も登場しています。

何といってもロボット掃除機の良さは、電源を入れて放っておけば部屋の床を勝手に掃除してくれること。そして、バッテリーが切れそうになったら自分で充電台に戻って充電を開始するという“賢さ”です。

なお、普段の掃除にメインで使用するなら、従来のキャニスター掃除機や、吸引力の上がっているスティック掃除機のほうが適しています。ロボット掃除機は、外出中に稼働させておくことで、小さなゴミを吸い取って掃除の手間を減らせる“便利家電”という位置づけで考えるとよいでしょう。

一般にロボット掃除機は、高精度なナビゲーションシステムを内蔵しています。これが“賢さ”の秘密。特に高性能モデルは、内蔵カメラや各種センサーで部屋の形状や室内のゴミの場所を検知する仕組みになっており、そうしてマッピングした室内の情報を元に、自分で最適なルートを導き出して“自動走行”するのです。

ロボット掃除機をひっくり返して裏面を見ると、稼働中に自動回転するサイドブラシや、ゴミを吸い込む吸引口、本体を走らせるローラーなどを装備するのが一般的です。製品にもよりますが、フローリングだけでなくカーペットやラグ、畳などにも対応しており、床面にあわせて掃除モードを変更できるようになっています。

また、高性能モデルは内蔵センサーで段差も検知。少しの段差であれば乗り越えて掃除を継続し、階段があると落っこちないように方向転換します。さらに機能面では、進入してほしくない部屋や場所を掃除しないように設定できる「進入禁止機能」が搭載されているモデルもあり、細かい指定が可能です。

ロボット掃除機といえば、床のゴミを吸い込む吸引掃除がスタンダード。しかしそれだけではなく、モップでフローリングの“拭き掃除”を行うロボット掃除機もあるんです。モデル数はあまり多くないですが、こちらも用途にあわせて選べます。

ロボット掃除機の世界は、とにかくモデルによって個性がさまざま。基本となるゴミの吸引や自動走行の性能はもちろん、本体のサイズ、Wi-Fi対応によるIoT化まで、モデルによって訴求ポイントが大きく異なります。

基本として“形状・サイズ”は、製品を選ぶ際のひとつの要素になります。ロボット掃除機の牽引役となった「ルンバ」に代表される丸型デザインがスタンダードですが、壁のコーナーに深く入り込めるよう、三角形のデザインを採用した製品も出ています。また、家具の間やテーブルの脚周りに動きやすいように、本体の小型化に重点を置いたモデルもあります。

ロボット掃除機は、バッテリーで駆動します。使用環境にもよるので一概には言えませんが、その寿命は大体3~5年ほど。製品購入の際には、バッテリー交換の目安もチェックしておくとよいでしょう。

また、本体が小型化されているので、メインで使われることの多いキャニスター型やスティック型に比べると、ダストボックスの容量は小さめ。0.25~0.3L前後が平均的で、ゴミが溜まってきたら手動で捨てる必要があります。特に清潔性が気になるという方も多いと思いますが、最近はダストボックスを取り外して水洗いできるモデルが増えています。

本体にWi-Fi機能を搭載し、スマホのアプリから操作できるロボット掃除機も増えてきました。なかには、スマートスピーカーと連携して音声操作が可能なモデルも登場。ロボット掃除機は、IoT化のトレンドにいち早く対応している家電のひとつなのです。自宅の家電をスマート化している人は、ぜひこの辺にも注目してみてください。